バリオス投手と同期入団、あのガニエ投手の代役守護神といえば…
ホークスに入団した時はたしか育成契約でしたね。その後支配下されたときに背番号に空きがないとのことで、本来野手の番号である7番を着用していました。
ホークス時代は2015年に中継ぎとして活躍しましたが、その後伸び悩み再度独立リーグを経てベイスターズに入団となりました。今年は一軍で投げる機会も多く、ホークスファンとしては嬉しかったですね!来年は先発ローテの一角を担ってほしいものです。
ところでバリオス投手と同時にホークスに入団した投手を覚えているでしょうか?
そう、ブラゾバン投手です。好成績を残したにもかかわらずポストシーズンでは出番なし。翌年の契約も更新されずに短い期間での退団となりました。メジャー時代にはあのガニエ投手の代役でクローザーを務めたこともあるとのことでしたので、ものすごく期待していた記憶があります。(なおメジャーでクローザーをしていた時の成績はそんなにいいものではありませんでした…。)
ブラゾバン投手の思い出といえば、カブレラ選手がライオンズ戦で死球を与えられ乱闘騒ぎになったときにそのカブレラ選手をなだめていたことですね〜。申し訳ないがプレーしていた姿はあまり覚えていない…
そんなブラゾバン投手の思い出でした。バリオス投手にはぜひ来年も頑張ってほしいですね!
城所選手の引退
城所選手が引退するということで、ダイエー戦士がまた1人減ることとなりました。
城所選手といえば守備と走塁のスペシャリストです。勝ち試合の終盤に守備固めで出てくるので「野手版勝利の方程式」と言われていた記憶があります。(丁度SBMの全盛期と重なる時期あたりでしょうか。)
そんな城所選手ですが、私には忘れられないプレーがあります。それは2010年9月18日、ホークス奇跡の逆転優勝への足がかりとなったあの試合でのプレーです。そう、小久保選手のサヨナラツーランで勝利したあの試合です。この勝利をきっかけにホークスは奇跡の逆転優勝を成し遂げました(なおCS)。
その小久保選手のサヨナラツーランのお膳立てをしたのが城所選手です。当時ライオンズで抑えを務めていたシコースキー投手からヒットを放ち、一塁上で揺さぶりをかけたのが城所選手だったのです!
俊足の城所選手に出塁を許したことで、ライオンズバッテリーは真っ直ぐ系中心の配球を強いられるわけです。そこを見事に捉えたのが小久保選手。レフトスタンドに美しい放物線を描いて試合を決めました。ヒーローインタビューは小久保選手でしたが、城所選手の活躍が無ければこの勝利は無かったかもしれませんし、逆転優勝も難しかったかもしれません。
守備と走塁のスペシャリストという印象が強い城所選手。しかし私にとって城所選手の思い出といえばその守備ではなく、シコースキー投手から放ったヒットと巧みな走塁技術が一番思い出に残っています。
最後になりますが、城所選手には幾度もホークスの勝利に貢献していただきました。本当にありがとうございました!